うだつの上がる町並み
盆休み、nおじさんと美濃市のうだつの上がる町並みを歩く。
生憎の曇り空で、帰る頃には雨が降り始めたが、本降りの前に帰路に付けたのは僥倖であった。

早朝の散歩で、町並みは閑静の一言だ。
どの店も固く戸を閉じ、静かに歩けと云わんばかりの風情である。
「郷に入り手は郷に従え。」
静かに歩き、静かにシャッターを押す。
どの店の開店も見ることなく、雨にせかされ帰宅となるが、私にとっては一年振りの町並みを楽しむ事が出来た、ありがたいひと時である。
nおじさんにとっては、どうだっただろうか。
観光風情そっちのけで、折りたたみ自転車に乗った観光客に見入っていたが、大丈夫だろうか。
う~む

ところで、古い町並みを歩くといつも、常滑やきもの散歩道とついつい比較をしてしまう。
風情はいかがか。
非日常が味わえるか。
被写体はあるか。

次回、阿久比光画部撮影会は、常滑やきもの散歩道の散策だ。
常滑やきもの散歩道の散策には、新しいレンズが付物だ。
もう少し広角で、もう少し寄れるレンズが希望だ。
しかし、比較をするならば同じレンズで望むべきだ、散財は慎むべきであろう。
いやいや、そーゆー問題では無い、慣れ親しんだ場所を歩くには、慣れないレンズが必需なのだ。
と云うわけで、若干の心の迷いをぐいっと押しのけて、本日新しいレンズが我が家に届く。
困ったものである。

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美濃市、うだつの上がる町並みにて。
by aguikougabu | 2010-08-26 19:52 | Carl Zeiss P 50F1.4 | Comments(0)


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